引っ越しをする時、必ずといっていいほど出てしまうのが、粗大ごみです。
引っ越しをするからと、新居に合わせて新しい家具を買ったり、家電を買ったりして、今までに使っていた古いものが粗大ごみになってしまいます。
新居に持っていくことはできないし、もちろんそのまま置いていくこともできませんよね。
でも、せっかく引っ越すこのタイミングで、すっきりおさらばしたいのが、粗大ごみです。では、引っ越しする時に出てしまう粗大ごみは、どうしたらよいのでしょうか。
おすすめは引っ越し業者に引き取ってもらう
自分で処分するという方法もありますが、最も簡単な方法は引っ越しの依頼をする引っ越し業者に引き取ってもらうという方法です。
私も、このサービスを利用して引っ越し時に大変に助かりました。
引っ越し業者のHPを確認すると、多くの引っ越し業者が粗大ごみ引き取りのサービスを行っていることを掲載しています。
HPに書いていなくても、粗大ごみ引き取りのサービスを行っている引っ越し業者もいるので、業者に直接確認をするようにしましょう。
粗大ごみを引き取ってもらう依頼をする方法は、とても簡単です。引っ越しの見積もりの依頼をする際に、粗大ごみも引き取ってもらいたい旨を伝えるようにしましょう。
そうすれば、粗大ごみの引き取り金額も含めた見積もりを出してもらうことができます。
私は、引っ越し業者3社に見積もりを依頼して、その中から1つの業者に頼みました。
その中の1社は粗大ごみを引き取ることはできないと説明されましたが、引っ越しの見積もりを出してもらって、自分で粗大ごみを処分する場合にかかる金額を足して、粗大ごみを引き取ってくれる業者の見積もりと比較しました。
粗大ごみの引き取りをお願いする場合、「嫌な顔をされてしまうんじゃないか」と不安になってしまうところですが、そんなことは全くありません。
引っ越し業者の方も、それが仕事なので、「分かりました」くらいです。
また、粗大ごみの引き取りを行っていない業者も「すみません、うちではやっていないんですよね」くらいだったので、その引っ越し業者がどんなサービスをやっているのか、ちゃんと聞くことって大切だなと感じました。
聞いたからといって、嫌な顔をする業者はいないので、安心して聞いていいと思います。もし、嫌な顔をされた場合には、その業者はあまり良くない業者だと思うので、見積もり依頼もしなくて良いと思います。
粗大ごみでも無料と有料がある
では、引っ越し業者に引き取ってもらうことができる粗大ごみとは、どんなものでしょうか。
一口に粗大ごみといっても、様々なものがあるので、引っ越し業者によっては無料で引き取りができるものと、有料での引き取りになるものがあります。
そのため、おすすめなのは何を粗大ごみとして引き取って欲しいのか、引っ越し業者に詳細な情報を伝えるということです。
そうすれば、その1つ1つについて、無料なのか有料なのか教えてくれます。引き取ることができるものも、引っ越し業者によって異なるので、逐一確認するようにしましょう。
私の場合は、古くなったソファと電子レンジを引き取ってもらいました。
粗大ごみ引き取りを行っている大手引っ越し業者
大手の引っ越し業者の中でも、粗大ごみの引き取りを行っているところがあります。
代表的なのが、サカイ引越センターや日本通運、ハート引越センターです。テレビCMで一度は耳にしたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大手なので、安心して利用することができるというのが、この3社の特徴です。
サカイ引越センターは不用品買取も行っていますし、ハート引越センターでは不用品無料回収も行っています。
それぞれの引っ越し業者の特徴をよく知り、賢い粗大ごみ回収を行ってもらうのがおすすめです。
自治体で処分するか、不用品回収業者に回収
では、引っ越し業者に粗大ごみを引き取ってもらうことができなかった場合、どのように処分したらよいのでしょうか。
最終的には自治体で処分するか、不用品回収業者に回収してもらうかのどちらかになります。
もう使うことができなくなってしまったものに関しては、どちらかで処分することになるのでしょう。
自治体で処分する場合、エアコンやパソコンなどは処分することができないので、どれは自治体で処分することができるのか、それは不用品回収業者に回収してもらわなければならないのか、分別する必要があります。
しかし、自分にとっては粗大ごみとなってしまうものでも、まだ使うことができるというものである場合、ネットオークションで売ったり、知人に譲ったり、リサイクルショップに持ち込んだりする方法があります。
私も、ダイニングテーブルセットを粗大ごみで引き取ってもらおうか迷っていたのですが、そっちで買い取ってもらいました。
まだ使うことができるものに関しては、使える人が使った方がごみを減らすことができるので、大きなことではありませんが「ごみを減らす」という環境問題にも一役買うことができます。