皆さんは引っ越しを考えて、人に尋ねて費用に差があると感じたことはありませんか?
インターネットなどで情報を収集していると、引っ越し費用が時期によって違うことがわかります。
目次
引っ越し費用はどうやって決められている?
引っ越し費用は基準運賃と料金、実費、附帯サービスで構成されています。
基準運賃は実際に荷物を運んだ時間や距離で基準の運賃が定められていて、時期でも時間でもこの運賃に違いはありません。
荷物を運ぶ距離が100キロメートル以内であれば時間制で運賃が定められていて4時間と8時間で計算されます。
荷物を運ぶ距離が100キロメートルを超える場合は距離制で計算され、1車1回運送ごとの運賃になります。
このように、基準運賃は時期に差がないのですが、料金は違います。
休日、深夜、早朝に運送を行う場合は割増料金が加算され、休日は2割増し、深夜や早朝だと3割増しされます。
さらに引っ越しシーズンである3月~5月ゴールデンウィーク頃までは繁忙期になり引っ越し料金が最も高くなる時期です。
中でも3月中旬~4月中旬の土日祝日はハイシーズンです。それ以外の5月~2月までは通常期で、その時期に比べると10,000~100,000円ほど料金の差があります。
引っ越し費用はひと月のなかでも違いがある
引っ越しが集中する繁忙期を過ぎても、時間や週末・祝日などで費用が違うことがわかりました。
さらにひと月の中でも月初、月中、月末で費用が違う事をご存知でしょうか。
お得な時期を選ぶなら同じ月の中でも上旬に引っ越しをするほうがお得です。
次にお得なのは中旬で、比較的予約が取りやすくなります。
一番高いのは月末なので、安く引っ越しをしたいなら月初に、予約をスムーズに取りたいなら月中がお得です。
なぜ月末が高い?
何故、月末が高いのでしょうか?それは今まで暮らしている住宅に原因があります。
賃貸で暮らしている人が引っ越しをする場合、ひと月毎に家賃が発生するため、「月末まで家賃を支払って新居に移りたい。」という人が多いからでしょう。
今までの家賃を日割りで計算してくれる場合や、費用に大きな差がある場合は、月末で引っ越しするより、月初、月中に引っ越しをするほうが良さそうです。
一番お得な引っ越しは平日の月初
引っ越し時期に多少の余裕があるなら、月末よりも月初、月中がお薦めです。さらに平日に引っ越しをするほうが、土日祝日よりもお得になります。
もちろん時間帯も早朝や深夜を避けて引っ越しを行えば、費用もお得に出来ますが、予約もスムーズにこちらの希望も適います。
少しでもお得な引っ越しをしたいなら、時期を数日ずらすだけでも費用が半分近く違う可能性があります。
このため幾つかの引っ越し候補日をあげて、引っ越しの見積りを取ってみると良いでしょう。かなり違うケースもありますよ。
そうしたいものの、仕事の都合や現在の住宅の事情などで引っ越し日を変えることが出来ないケースもあります。
特に3月、4月は引っ越しの繁忙期。月初でも月中でも月末でも費用に大きな差もなく、さらに予約を取るのも難しい時期です。
このような場合は時間帯を引っ越し業者の都合に合わせると、多少の割引も期待出来るようです。
引っ越し業者もトラックを有効活用出来る方が良いので、相談してみると良いでしょう。
引っ越し業者によって金額が異なる場合も
同じ条件でも引っ越し業者によって費用が異なることはあります。それは引っ越し業者のサービス内容が違うためでしょう。
基準運賃は予め決まっていますが、料金は引っ越し業者によって決められるもの。そのため、同じ週末でも見積り金額が違うのです。
様々な付帯サービスがパックになっていれば、その分引っ越し費用は上がってきます。しかし、荷物の補償やさまざまなサービスが付いており、それを希望する人には妥当な費用でしょう。
逆にサービスが全く要らない人にとっては、シンプルな料金の方を提示する引っ越し業者の方がお得でしょう。
さらに引っ越し業者が大手引っ越し業者であるか、中小引っ越し業者であるかにも違いがあります。
大手業者は金額の下限も決まっていて中々ダンピングは出来ません。
しかし、中小引っ越し業者は費用についてもサービスをしてくれる可能性が高いです。遠方に引っ越しをする場合は、大手引っ越し業者なら問題なく荷物を運んでくれますが、中小引っ越し業者の場合は、断られる可能性もあります。
予め条件を提示して見積もりを確認しましょう。
まとめ!引っ越しは時期によって大きく違う
引っ越しは時期によって随分と金額が違うことがわかりました。
これから引っ越しを考えるなら、1年で一番お得な時期は2月、6~9月頃と11月です。ひと月の中では月初が安く、月中が予約が最も取れやすい時期です。
土日祝日や早朝、深夜に引っ越しをする場合は割増料金が掛かります。
繁忙期に引っ越しをする場合でも、必要最低限の荷物を運んで、閑散期に残りの荷物を運ぶと費用を安く抑えることが可能です。
また引っ越しする可能性があるなら、早めに見積もりを取って予約しておくことも、お得になる可能性があります。どうせなら賢くお得に引っ越ししたいですね。